老後2000万円問題、どう対応していく? ~問題編~ 其の1

老後2000万円問題

 

つい最近、テレビや新聞で大きく取り上げられましたね…。
政府が出した試算がなぜ、あそこまで大きく取り上げられたかって、

 

『2000万円なんて、老後に向けて貯蓄できない!』

 

って、みんな思ったからですよね。

 

だって、

  • 今の労働人口が年金受給者になった時に受け取れる年金額は減少する
  • 将来はインフレしていくから、貯金していても実際お金の価値は目減りする
  • 昔に比べ、現在の金利が低い
  • 今の生活だけでいっぱいいっぱいで、そんな貯蓄はできない

などなど、ちょっと考えただけでも
将来のお金の不安なんてきりがない(笑)

 

そこで今回は、

  1. 将来に対してのお金の対策がなぜ必要なのか
  2. 将来のライフプランを考える必要性
  3. 将来のお金の不安を軽減する手段の一つ「投資」について

この3つについて、ざっくり書いていきたいと思います。

長くなるので、今回は1です。

 


将来のお金の対策、なぜ必要か?

では、この問題を、

  1. インフレ
  2. 金利
  3. 少子高齢化

これらに注目して、将来のお金の対策が
なぜ必要なのか、考えていきたいと思います。

 

インフレって何?

さて、いきなりですが、「インフレ」って言葉、
知っていますか?

 

インフレーション(inflation)の略

モノの値段が全体的に上がり、お金の価値が下がることです。

 

このインフレの原因は大きく2つに分けられます。

  1. 景気が良いとモノがよく売れる→需要が供給を上回る→モノの値段が上昇(ディマンド・プル・インフレ)
  2. 賃金や原料の高騰などで、モノを作るための費用が上がる→モノの値段が上昇(コスト・プッシュ・インフレ)

※ちなみに逆はデフレーション(Deflation)、物価が持続的に下落していく経済現象で略してデフレ。

というものです!

で、上記の1ではなく、2が現在起こっているインフレです。

 

2の例を挙げるとすれば、80gの板チョコが100円で買えたけど、今では120円じゃないと購入できない、
また、今も昔も値段は100円だけど、内容量が80gから70gになったとかですね!

 

では、なぜこの言葉を説明しているかというと、
一概にはいえませんが、価格が50年で約4倍になっているモノもあるそうですΣ(・□・;)

つまり、今現在は100円で購入できたものが、
もしかしたら、50年後には400円じゃないと買えない可能性だってあるのです!

ですから、もし貯金していたとしても、将来お金の価値が下がってしまうと、
(元本は保証されていますが)物価上昇のリスクには耐えられません!

このリスクがある、ということを理解しているとしていないでは
大きく異なります。
※貯金を否定しているわけではありません。

 

では、次に金利です。

 

金利とは?

ズバリ、普通預金や定期預金などに預ける際につく利息のことです。
つまり、この金利が高ければ高いほど、
普通貯金や定期預金をしているだけで、
お金が勝手に増えていくのです!

 

では、ここでちょっと前と今の金利を比べてみましょう!

  • 1991年11月 5.735%
  • 2019年現在 0.001%(あくまで平均です)

…。だいぶ違いますよね。

 

ただ、これだけだとちょっとピンとこないので、

「72の法則」:資産が2倍になるに必要な年数の簡易的な計算方法(72÷金利)

計算してみましょう!

 

元金は100万円とすると…。

  • 1991年11月 5.735% 72÷5.735=12.5544… →つまり約12.5年で2倍の200万
  • 2019年現在 0.001% 72÷0.001=72,000  →72,000年で2倍の200万

現在の金利では、お金殖やせないですね…。

 

ちなみにですが、預金による利息は源泉離課税の対象です。
ただでさえ少ない利息から、
原則として、その支払いを受ける際に一律20.315%

  • 所得税15%
  • 地方税5%
  • 所得特別復興税0.315%

上記3つが源泉徴収されるのです!つ、つらい。

 

つまり、

貯金するだけでは、
物価上昇のリスクにも耐えられないし、
利息でお金を殖やすこともできない
というリスクがある。

ということを知っていなければならないのです!

 

では、次に少子高齢化についてです。

 

少子高齢化、何故、課題として挙げられるのか?

今、日本の人口は減っていますが
65歳以上の方は増えています。
2025年では3人に1人が65歳以上になると言われています。

 

労働人口は減るけど、支えなければならない人口は増える。

 

これまで社会保障制度を支えていた団塊世代が高齢者になり、
受け取る側になるけど、おさめられている社会保険料などは横ばい、むしろ下がる…。

それに伴い、需給額なども減るし、需給年齢も引き上げられます。
つまり、私たちは負担も大きくなるけど、
将来の受給額は今よりも少なくなってしまうかもしれないのです!

 

また、将来、病気や介護でお金をつかうことがありますが、
そのお金は年金からでは賄うことができず、
自らの貯蓄でどうにかしなければならないかもしれないです。

 

…。健康には気を付けて過ごしましょうね。
若いからって無理は禁物。

 

将来どうなるかは、わからないことだらけですが、
「将来に対してのお金の対策がなぜ必要なのか」
考えられるリスクを挙げてみました。

 

なんか、楽しい老後が見えないですね(笑)

でも、

 

目に見える、もしくはわかっているリスクであれば、対策ができます。

 

だからこそ、目を背けず、どんなリスクがあるのか考え、
早めに対策を考え、実行しましょう。
だって、お外散歩してて、
目の前に大きな岩があったら、
避けて先に進みますよね?
それと同じです。

「前に進むのが怖い、でも前を見るのが怖いから
下を向いて歩こう!」

ってなってたら、道の途中に大きな岩があっても
よけきれずぶつかって怪我しますよね。

 

だからどんなリスクがあるのか、
どんな対応ができるのか、考えることが
楽しい将来を作る一歩です。

 

では次回、「2.将来のライフプランを考える必要性」についてです。