最近は2019年10月から導入される
『軽減税率』
クレジットカードや電子マネー等、
色々注目が集まってますね!
そこで、今回はクレジットカードに焦点を絞り、
クレジットカードを作成&使う上でポイントになる
『還元率』と『ポイント付与率』
この2つについて簡単に説明したいと思います!
この2つ、ややこしいんですよ…。
でも、この2つの違いを理解しておくことは大事です!
なぜ大事かっていうと、
これを理解しているかしていないかで、
- クレジットカードのポイントの貯め方
- クレジットカードのポイントでサービスを受ける際の還元率
で人によっては10倍くらい大きく損をしてしまうからです!
たったの2点だけかと思うかもしれませんが、
ここが大きいのです!
では早速ですが、2つの違いを確認しましょう!
還元率 | 1ポイントで何円相当に交換できるかを表す割合 |
ポイント付与率 | いくらつかえば1ポイントもらえるかを表す割合 |
ざっくり言うと、ポイントを「使うとき」と「もらうとき」違いです。
ポイント付与率
還元率についてはよくカードを作る際に
よく言われていたりするので耳にすることが
多いと思いますが、「ポイント付与率」って
そもそも改めてこんな風に言わないのがほとんど(笑)
「カード利用額100円ごとに1ポイント差し上げます!」
みたいな感じで言われることが多いですね!
これを計算する場合の公式はこちら
ポイント付与率:付与率(%) = ポイント数÷利用金額×100(%)
これで計算することができます!
例えば、、、
100円の利用額に対して1ポイントつくプログラムなら
1ポイント÷100円×100(%) = 1(%)
付与率は1%
また、1,000円の利用額に対して1ポイントつくプログラムなら、
1ポイント÷1,000円×100(%) = 0.1(%)
付与率は0.1%ということになります。
上記の例を見ると、圧倒的に100円で1ポイントつく方がお得に見えますね!
さらに、上記のポイント付与率のカードが
「毎月恒例、本日から3日間、ポイント3倍デー!」とか
そんなキャンペーンとかやってたら、
ポイントかなり貯まってお得かも‼ってなるんですけど、
でも、実は、付与率だけではポイントの実力は
全く図れないのです。
なぜなら、
大事なのは「還元率」なのです!
還元率
還元率というのはポイントを「使うとき」というのを
冒頭でお話しました。
ここではさらに詳しく見ていきたいと思います!
まず、還元率の公式です!
ポイント還元率:還元率(%)=交換するギフト券等の額面÷(必要ポイント÷付与率)
ではなぜ、これが重要かというと、、、
ポイントをギフト券などと交換したり、
キャッシュバックしたりするのに、
クレジットカードによって10倍以上もの差があることがよくあるのです!Σ(゚Д゚)
では、上記の公式を使って、
1,000円の利用で1ポイントがもらえる付与率0.1%の
ポイントプログラムで計算してみましょう!
ポイント還元率計算例:1,000円で1ポイント獲得した
1,000ポイントで5,000円のギフト券と交換した場合
5,000円÷(1,000ポイント÷0.1%) = 0.5%
還元率は0.5%で、実質、カード利用額200円で1円分ということですね!
次に100円の利用で1ポイントがもらえる付与率1%のポイントが、
10,000ポイントで2,000円分のキャッシュバックできるとしたら、
2,000円÷(10,000ポイント÷1%) = 0.2%
還元率0.2%ということは、
つまり、カードの利用額500円で1円お得という計算になり、
前者のカードにお得度で負けてしまうのです!
まとめ
また、気を付けなければいけないのが、
クレジットカードで
同じポイントプログラムであっても、
交換先・交換する商品等によって
還元率が変わる場合も結構あります。
それに、ポイント還元率などは、
変更になることもあります。
いつまでもその還元率である保証はどこにもありません。
それは忘れないように!
自分が最もよく使うポイントの交換先は何なのか、
よく商品を購入するお店はどこなのか、
どれがベストなのか、この還元率をしっかりじっくり検討しましょう!